働き盛りの女性が知っておきたい”乳がん”のこと。発症の時期や家族の既往症との関係、妊娠の可能性、早期発見のための健康診断の話など、今から備えておきたいことを専門家に聞きました。

女性の罹患率がもっとも高いがん”乳がん”は、40代と60代が発症のピークなんだとか。
40代といえば、仕事での責任が増したり、子育て真っ最中だったりと、公私ともに多忙な年代。11人に1人が乳がんになるといわれる現代において、今からできることとは?
これから気をつけるべきこととは?がん研有明病院乳腺センター柴山朋子先生に、乳がんについてお話をうかがいました。

早期発見・早期治療で治るがん、年1回必ず検診を

芸能人や有名人が乳がんをカミングアウトし、闘病生活をブログなどで発信しているため、その姿を応援していた人も多いのではないでしょうか?

米国に目を向ければ、がんになっていない乳房を切除したことで有名な海外の女優さんが話題になりました。

画像1: 【PR】すべての女性にとって身近にある脅威女性の罹患率No.1 乳がんは40代がいちばん危険!?

彼女は、家族の既往歴が多かったため、自身も乳がんの可能性が高く、予防のために切除しました。がんは遺伝子が傷ついてできる病気。もともと遺伝子は1本と1本の遺伝子が一対で構成されています。もし1本の遺伝子が傷ついても、もう1本が無傷ならばがんは発症しません。ところが、遺伝性のがんの場合は、生まれた時から1本目の遺伝子に傷がついているんです。だからほんのちょっとしたきっかけでがんになってしまう。そのため若年発症の確率も高くなります。

しかし、家族性の乳がんがフィーチャーされることが多いですが、頻度としては加齢によるものの方が圧倒的に多いそうです。

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乳がんは30代半ばから少しずつ増え、40代でぐんと増加します。日本では、40代と60代が乳がん罹患のピークです

画像: 出典:国立がん研究センターがん対策情報センター

出典:国立がん研究センターがん対策情報センター

ただ、罹患者数第1位の乳がんも、死亡率だと第5位になります。
(死亡率第5位については第1回の記事でおさらいができます)

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それは、乳がんは治るがんだから。早期発見が可能で、かつ、乳がんの特徴として体表にあるため、”タチのいい”がんであれば取ってしまえばそれで終わりです。そのため、死亡率にはそこまで反映されていないのです。

ステージ1だと、95%以上治るのが乳がんです。早期発見、早期治療のためには、やはり定期的に検診を受けることがいちばん。

毎年のマンモグラフィーと超音波検査を推奨

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推奨するのは、毎年、マンモグラフィーと超音波検査(エコー)の両方を受けること。一つの検査で100%大丈夫というものはありません。たとえば、もともと乳腺の多い人だと、マンモグラフィーでは真っ白に写るため、超音波検査でないと発見できません。なので、どちらか片方ではなく、両方受けてもらった方が、発見率、検出率は上がります。

乳がんは触ってわかることもあるため、家でも自分で触診をと、ひと昔前に言われたこともありますが、しこりのあるがんがすべてではないので、今、自己検診のみは推奨されていません。人間ドッグではPET検診なども選択できますが、費用対効果がよいのは、やはりマンモグラフィーと超音波検査の組み合わせのようです。マンモグラフィーの放射線暴露を気にして受けない方がいますが、マンモグラフィーの放射線量はとても少なく、健康被害はありません。

40代は子育て真っ最中の世代。だからこそ、どんなに忙しかろうと、毎年、自分の誕生月とかルールを決めて、毎年必ず検診を受けることが重要です。

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最近は、扶養家族の検診内容も充実しているため、以前に比べ受けている人が増えましたが、それでも4割くらい。ただこれは都市部の数字なので、田舎になればなるほど、この割合は少なくなります。

乳がんは4タイプ がんになっても妊娠できる

では、もし乳がんと診断された場合、どのような治療が待っているのでしょうか?

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乳がんには4つのタイプがあり、抗がん剤が必要ながん、ホルモン剤での治療となるがん、手術だけで対応できるがんなど、がんの程度ではなくタイプによって治療法が変わってきます。たとえば、女性ホルモンが悪さをする乳がん以外の人がホルモン剤治療を行っても、まったく効果はありません。

基本的には、どのタイプの乳がんでも1週間以上の入院が必要になります。がんというと、長期闘病のイメージもありますが、それは”再発””転移”した場合のみ。最初にがんになったときは、最長でも2週間程度で退院できるそうです。

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とはいえ、いろいろなケースがあって、たとえば乳房再建で人工物を入れたときに感染症を起こすなど、人それぞれ。入院期間が長いから重症とは限りません。その後の治療でも、ホルモン剤を飲めば更年期障害のような症状が出たり、抗がん剤であれば脱毛や吐き気が起きたり、それぞれの治療にあった対応が必要になります。

一度がんになると、どれくらいがんと付き合わなくてはならないのでしょうか?

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病院によって違いますが、がん研有明病院では10年で卒業証書を渡しています。というのも、乳がんの場合は、5年で再発する可能性が高いため、10年はみています。

30〜40代といえば、子育てだけではなく、これから妊娠を考えている人も少なくありません。

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抗がん剤の開始時やホルモン療法の投与中には妊娠出来ません。ただ、その際は事前に提携している婦人科クリニックで、治療する前に採卵しておいて、治療が終わるまで卵子を冷凍保存しておくのが一般的。妊娠を望む患者さんの場合、ほとんどが冷凍保存しています。

乳がんは、大腸がんや肺がんに比べ、転移率はそれほど高くありません。転移再発すると治療は一生続きますが、そうでなければ、術前後の治療は5年ほどで終了するそう。

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乳房再建手術なども、保険適用内で可能です。乳がんのみに関していえば、私財を投げ打ってまでするような治療はありません。ただ、何も保険をかけていないと入院費などの出費がかさむので、それなりに考えておいた方がいいと思います。

仕事や子育てで忙しい40代が発症のピークと言われる乳がんは、すべての女性にとって身近にある脅威です。毎年1度、マンモグラフィーと超音波検査を受けて、早期発見につなげてくださいね。

監修:がん研有明病院乳腺センター 柴山朋子(しばやま・ともこ)先生
東海大学医学部卒業後、2000年より東邦大学医療センター大橋病院、2013年よりがん研有明病院。現在、乳腺内科医員

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